
オレンジやみかんの皮に油汚れを落とす効果があるのをご存知でしょうか。洋服についた、油やドレッシング、ソース類は、染み抜きしてもなかなか落ちないものです。
でも、オレンジやみかん、レモンなどの柑橘系の皮を使えば、とてもきれいに染み抜きできます。

用意するのは、オレンジやみかんの皮とお湯だけです。皮の量は、染み抜きする衣類などの量によって違いがありますが、ハンカチ1枚程度でオレンジ1個分程度の皮が必要です。
皮は細かく手でちぎっておき、オレンジの皮がヒタヒタになる程度にお湯を入れて、ミキサーにかけます。
ミキサーでオレンジの皮がオレンジジュースのようになったら、その液体に油汚れがついた衣類などをつけておきます。温度はやや温かいとより油汚れが落ちやすいので、人肌程度に温めておくとよいそうです。
落ちにくい汚れの場合は、この液体に洗濯洗剤を少し混ぜたり、鍋に入れて少し温めるとより汚れが落ちやすくなります。鍋に入れて温めるときは、あまりお湯の温度が高温にならないように気をつける必要があります。
白や薄い色の繊維などは、オレンジやみかんの黄色い色が色移りしてしまうからです。オレンジの皮を使った液体で染み抜きをしたら、すぐにすすぎ洗いをして色移りに気をつけましょう。
どうしてオレンジやみかんの皮で油汚れを落とせるのかというと、オレンジやみかんの皮には、リモネンという精油成分が含まれており、このリモネンが油汚れにとても有効なのです。
昔、ニューヨークの地下鉄の落書きをオレンジの皮をつかってきれいにした、というニュースがありました。オレンジの皮には、リモネンという成分以外に、クエン酸という成分が含まれていて、アルカリ性の汚れ落としに効果があります。
群馬県 40代後半女性 sachikoさんからの投稿
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