飲み物やソースが飛び散ったり、食べ物をこぼしたりして、衣類に染みを作ってしまうことは少なくありません。
すぐに対処をすれば落ちやすいですが、気づかずに時間が経ってしまうこともあるものです。
では、もし染みを作ってしまったときは、どうすれば落とすことができるのでしょうか。
染みの原因が、ジュースや醤油などの水溶性のものによる場合は、台所用の洗剤を使って染み抜きをします。
具体的には、染みの部分に台所用の洗剤(中性洗剤)をつけてやさしくもみ洗いし、のちに、水で軽くすすぎます。
この段階で染みが取れれば洗濯に、取れなければ漂白作業に移ります。
漂白には、酸素系漂白剤を用います。染みの部分に、綿棒やスプレーを使って漂白剤をつけ、そうしてドライヤーで十秒近く温めます。
必要であれば、この作業を二、三度繰り返します。加熱しすぎると、衣類の色が抜けてしまうこともあるので、染みの部分から目を離さないよう注意して行いましょう。
染みが取れたら、いつもと同じように洗濯をします。
染みの原因がチョコレートといった油性のものの場合は、ベンジン(なければクレンジングオイル)を使って染み抜きをします。
具体的には、歯ブラシなどにベンジンをつけて染み部分をやさしく叩きます。
その後は、水溶性の染みの場合と同じように、台所用の洗剤をつけてもみ洗いし、水で軽くすすぎます。
こうして染みが取れたら、洗濯作業に移ります。
以上のようにして、染み抜きを行います。染み抜きは色はげを招くこともあるので、慎重に行いましょう。
お気に入りであったり高価であったりする服は、速やかにクリーニング店に持っていくのが賢明です。
posted by あんちゃん at 22:56
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■食べ物の染み抜き
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