
「プロのクリーニング屋さんでも断られるんだもの。墨汁の染みは絶対に落ちないもの。」そう思い込んであきらめていました。
特に、子供がまだ小さく、何度も墨の染みを作ってくるとなるともうため息しか出ませんでしたが、初めて試した方法はそんな「落ちない伝説」をスッキリ洗い流してくれました!
娘が通う小学校では、一年生から習字の授業が導入されています。
そのため、スモックに墨が散ってしまうのは仕方がないと思っていましたが、まさか通学補助バックやその中のお弁当袋や体操服にまで被害があったとなるともう気が遠くなりそうでした。
なぜって買い替えるとなると、想定外のかなりの出費になるからです。一年間に2回以上あると、結構家計に響きますから。
「絶対に墨でも落ちる方法があるに違いない!」といろいろ調べたり、実験してみたりと試していると、さっそく娘が泣きながら帰ってきました。隣の席のお友達の墨がこぼれて、また墨で汚れたと…。
さっそく、キッチン用マジックリンと普通の固形石鹸を準備しました。マジックリンは2~3倍に薄めておきます。
墨で真っ黒になったバックや体操服などに薄めたマジックリン、固形石鹸をつけて軽くもみ洗いします。
ある程度馴染んで来たら、流水で流します。フワ~っとすぐ墨が広がっていくので、手早く洗い流します。
ビニールなどの素材の時は靴洗い用のたわしでこすってもOKでした。
マジックリンと石鹸をつけて、こすって、流水で流す。この作業を繰り返すだけです。
おもしろいくらい墨が浮き立っては流れていくので、みるみる染みがなくなっていきます。
ほとんど染みがなくなるくらいまでに落ち切ったら、洗濯機で普通に洗えば、墨がこぼれたとは思えないくらいきれいに落ち切ります。
思いもつかない洗剤の組み合わせなので嘘のようですが、本当にこれはすごく落ちます。習字道具の「墨落とし」洗剤よりはるかに効果があります。
このとっても簡単な方法で、落ち込んで泣いていた娘も、そしてなにより学校で先生やお友達もびっくりしたそうです。
でも、一番驚いたのは、思いがけず節約に成功した私自身でした。この墨の染み落とし方法は、ママさんたちにとってもおすすめです。
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