
子供が大好きなお菓子類は着色料が色々使われているので、ガンコなシミになることも多いもの。特に風船ガム等のガム類は一度張り付いてしまうとなかなか取りきれず、色素とベタベタとした成分が繊維の奥に絡まったままになってしまうことも少なくありません。
ガム類のシミを付けてしまったら、まずいきなり水をかけるのはNG。汚れが水分を含んで柔らかく広がり、余計にシミが取れにくくなってしまいます。また、ネチャネチャとした状態のガムを無理に指で取り除くのも良くありません。
まずはガムの温度を下げ、固形に戻す作業をします。シミになってしまった部分にガーゼ等でくるんだ氷をあて、ガムを冷やし固めていきましょう。生菓子類などに入っている小さな保冷剤を使うと、より効果的。

少々残ってしまっても、次の作業で十分落とすことができますので、無理に削る必要はありません。力を入れて擦ってしまうと布地を傷めてしまうので、優しく削っていきましょう。

ガムテープは同じ箇所を何度も押し付けると粘着力が弱まる上にシミを広げる可能性がありますから、押し付ける部分を徐々に動かして、常に綺麗な部分を押し付けるように注意してください。
カードとガムテープでほとんどシミは落ちますので、残った部分を石鹸等で軽くもみ洗いします。最後に全体を通常の石鹸や洗剤などで仕上げ洗いすれば出来上がりです。
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