私は子どもの頃からそそっかしく、しょっちゅう外で食べこぼしをしては着ていた服を汚し、恥ずかしい思いをしてきました。
そんな私が自然と編み出した、食べ物の染みを取る方法をお伝えします。
まず、どんな染みも、落とすのではなく叩いて「他の布にうつす」のが鉄則です。
ですから、用意するものは叩くための布と汚れをうつすための布です。
例えば、出先でシャツの胸元にカレー汁かなにかこぼすとします。
そうしたらまず洗面所に直行します。
食べこぼし以外でもそうですが、染みはとにかく即効で対処しないと絶対落ちません!
ですから汚れに気づいた時点で水が使える洗面所に直行する必要があります。
洗面所がないときは、コップの水を使って処理するという方法もあります(私は何度かコップの飲み水を使いました)。
しかし人目があるので、やはり手洗いに行くのが無難です。
さて、水が使えるところに行ったら、シャツの下に手を突っ込み、染みの下にタオルか何かいれます。
タオルがない場合は洗面所においてある手拭用のペーパーを重ねたものでもいいです。
これは染みの汚れうつしようになります。
染みの下にタオルかペーパーをあてたら、今度は手持ちのハンカチかミニタオルの一部を水でぬらして軽く絞ります。
それを使って染みを上からトントントン!と叩くのです。
一通り叩くと、下のタオルに汚れがかなりうつっているのがわかります。
タオルを汚れていない部分に移動させながら、さらにトントントン!と叩きます。
叩いているほうのハンカチに汚れがついたら、これも別の部分をぬらして使いながらさらに叩きます。
これを数回繰り返すだけで、かなり汚れは薄くなります。
もしこれが家でのことなら、薄くなったところに台所洗剤を垂らし、やさしくもみ荒いし、後は洗濯機に入れたらOKです。
しかし外出先では、なかなか洗剤を使うところまでできません。
洗面所にある手洗い用洗剤を使ったこともあるのですが、外出先ではすすぐまでするのが難しいのです。
だから出先では、とりあえず別の布に汚れを出来るだけうつすのが効果的です。
もし下に布をあてないで、そのまま叩いたら汚れが広がるだけです。
必ず下に何か汚れがうつっても良いものをあて、それから水で濡らしたタオルで叩いてください。
これだけでかなりの応急処置になります。
posted by あんちゃん at 19:25
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■応急処置
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