
日常生活の中で、身近なものである紅茶などは、ついうっかりとこぼしてしまった場合に、色素が濃いものであると衣類についたシミが目立ってしまいます。ここでは、紅茶のシミ抜きの方法について、ご紹介しましょう。
紅茶をはじめとするお茶類は、水溶性のシミといって、水に溶けやすい性質を持っています。
ところが、紅茶を飲んでいる白いティーカップに茶渋がついてしまうという経験をされた方もいらっしゃるかもしれませんが。
一旦ついた紅茶の色素はなかなか取れないという性質を持っているのです。
紅茶のシミがついて、さほど時間が経っていない場合には、まず、シミがついた部分の下に厚手の布などを置きます。次にぬるま湯を含ませたタオルを使って、シミの部分を叩くようにしてシミ抜きをします。
ここで大切なのが、ゴシゴシこすらないようにすることです。水溶性であるため、簡単にシミ抜きをすることができます。
もしも、紅茶のシミがついて、ある程度時間が経ってしまった場合、台所用の洗剤を使うという方法があります。
まず、洗剤を使用することのできる生地であるかどうかを確認します。デリケートな生地である場合には、洗剤の使用はおすすめできませんので、クリーニング店に相談すると良いでしょう。
次に、シミの部分をぬるま湯でぬらして、中性洗剤を水で薄めた後、シミの部分につけて2分ほど時間をおきます。その後、シミがついている部分をゆっくりと揉み洗いします。
1度洗い流して、さらに洗剤をつけて2度洗いするとより効果的です。
シミ抜きが済んだら、ぬるま湯ですすいで、最後に水でさらにすすぐようにします。洗剤が残っていないことを確認したら、日陰で干しましょう。
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