
目次カーペットには落ちにくいシミもあります。特に食べ物のミートソースや果汁などは、水で拭き取ってもなかなか取れずそのまま…なんてことも。
クリーニングにだしたいと思っても持っていくのに大変な思いをしたり、代金も一万円近くかかります。
汚れた部分だけ綺麗に自宅で落とせたらどんなに楽でしょう。そこで、誰でもあるものを使って、簡単にシミを落とせちゃう技をご説明いたします。
使うアイテムは、重曹です。
重曹はお掃除だけでなく、料理にも使えちゃう万能なアイテムです。なにより環境にもやさしいので手が荒れることもありません。
使い方は…
カーペットの汚れた部分に重曹をふりかけます。
お湯で濡らした雑巾またはタオルで拭き取っていきます。
あらかじめ重曹をお湯で溶かし染み込ませたタオルでも大丈夫です。
拭き方によってはシミを広げてしまい時間もかかってしまいますので、あまり広範囲にゴシゴシこすらないように注意を。きれを汚れがなくなってくるまで繰り返します。
重曹には研磨剤のような役割がありますが、粒子は柔らかいため物を傷つけずに汚れを吸い取る役割もします。そのため消臭剤にも使えます。
カーペット全体に重曹をふりかけたらしばらく放置し、あとは掃除機で吸い取ると清潔に保てます。定期的なお掃除にもお勧めです。
重曹は比較的安価で手に入ります。量も結構入っているので色々な種類の洗剤を揃えるより経済的。重曹の洗浄力はとても高いので、一度試してみてはいかがでしょうか。
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シミの種類別対処法
■醤油やソース、コーヒー、紅茶、ジュース
乾いたタオルで吸い取って、染みが広がらないようにします。
そして、ぬるま湯に溶かした中性洗剤を布に浸して、叩くように拭きます。
■ケチャップやマヨネーズ
乾いたタオルで拭き取って、小麦粉を振りかけて乾かします。
そして、掃除機で吸い取ります。
最後に、オキシドールを布に浸して、叩くように拭きます。
■緑茶
水拭きした後に、アルコールを布に浸して、叩くように拭きます。
■牛乳やヨーグルト
ぬるま湯を使って繰り返して拭き、歯ブラシでブラッシングした後に掃除機をかけます。
■お酒やビール
乾いたタオルで吸い取って、染みが広がらないようにします。
そして、塩を振りかけて、ブラシでブラッシングした後に、水で拭きます。
■バターやチョコレート
ヘラなどを使って汚れを落とした後に、ベンジンを使って拭きます。
■卵
ヘラなどを使って汚れを落とした後に、氷水に浸した布で軽く擦りながら拭き取ります。
■カレー
ぬるま湯に浸した布でカレーをつまむようにして拭いて、ぬるま湯に溶かした中性洗剤を布に浸して拭き取ります。
■ジャム、クレヨン
ぬるま湯に溶かした中性洗剤を布に浸して拭き取ります。
■灯油
乾いたタオルで拭き取って小麦粉を振りかけて、乾いたら掃除機で吸い取ります。
■血液
大根おろしの絞り汁で叩くように拭いたり、オキシドールを浸した布で叩くように拭きます。
■インク
水又は酢水を浸した布で、繰り返し叩くように拭きます。
■口紅
ベンジンを浸した布でつまむように拭き取るか、ぬるま湯に溶かした中性洗剤を布に浸して拭きます。
このように、染みの種類によって染み抜きに使う物も違ってきます。衣類の染みと同じように、時間が経過する事で染みが落ちにくくなってしまいますから、できるだけ早く対処する事をお勧めします。
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