カフェやレストランで、ふいにワインやコーヒーなどから染みを作ってしまう事ありますよね。そのままにしておくと、染みが抜けずにクリーニングに出すことになります。でも、もしそこに食塩と炭酸水があれば、その場で染み抜きは可能になるかもしれません。
外食先での染みなら、お塩もテーブルにある場合が多いと思います。後は炭酸水のみを用意すれば良いのです。簡単な事で、プロの技を手に入れることが出来ますので、どうぞ活用して欲しいと思います。
用意するのは塩と炭酸水のみ
まず、用意して欲しいのが甘味のない炭酸水です。スーパーや酒屋さんにて売られていますね。外国産の天然の炭酸水なんていうのもありますので、普段からミネラルウォーターを持ち歩くように、鞄の中に持参しておくと良いかもしれません。
注意して欲しいのが砂糖の入った炭酸水は使用しないでください。べたつきますし、新たな染みの生産にもなりかねないからです。
もうひとつは食塩です。出来れば、湿気を含んだ粗塩が理想的です。外食先で粗塩がテーブルにあるとは思えないので、一層汚れを落としたいのなら、普段から粗塩を持ち歩くしかありません。外食などが多い人は衣服が汚れる確率が高いので、こうした不測の事態を見込んで、持ち歩くしかありませんね。
粗塩もスーパーで手軽に手に入りますので、普段の料理にも使えますし、お風呂の浴槽に入れてソルト風呂にしたりと活躍しまうので購入しておく便利ですよ。
効果的な炭酸水と塩での染み抜き方法
染み抜き方法ですが、まず染みができた箇所に粗塩か、なければ通常の食塩を山盛りにします。染み部分に山を作るイメージです。そしてその塩と布をグッと押します。何度か押してみましょう。
押し終わったら、数分置きます。数分経過したら、徐にその塩を捨ててください。次に炭酸水を染み部分に垂らして他の布で叩いてください。
これで見た目にはだいぶ落ちたと思います。染みができて直ぐであれば、7割くらいは落ちたのではないかと思います。落ちたら今度は家で洗濯機で洗うか、お洒落着等の場合は、速やかにクリーニングに出してください。
ワインやコーヒー、それに紅茶などの飲み物は水で対処しがちですが、水では染みがぼやけて広がるばかりですので、避けてください。
なぜ、炭酸水と塩が染みを消すのか
どうして、炭酸水と塩なのかと疑問を持たれる方もいるかもしれません。実は、炭酸水には二酸化炭素の影響で染みを浮かせることが出来ますし、塩は汚れを吸収する作用があるのです。
この二つの力が重なるとき、思わぬ染み抜きの効力を発揮するというわけです。外食が多い方や、自宅でも衣服を汚しがちな方に是非、試して欲しい方法です。