
最近は「和」の文化が見直される傾向にあり、20代〜30代の若い女性の間でちょっとした「おしゃれ着」として和装をする人が増えました。
特にちょっとしたデートや友達同士の集まりにも使える普段着の「小紋」に、気軽なウール素材等の帯を合わせたスタイルの人気が高まっているようです。

でも和装の「帯」って、実はとても汚れやすいんですよね。前面は食事の時のハネが付きやすい場所であり、後ろは知らないうちにホコリや汚れが付いてしまいやすいのです。
そして帯の染み抜きは意外と大変。刺繍がしてある部分や、染めの境目となる部分は色にじみがしやすく、水を含ませた布等で擦ると台無しにしてしまうおそれがあります。
こんな時に活躍してくれるのが、毎朝私達が普通に食べている「食パン」です。食パンのスポンジ部分は染みの成分を吸い取る効果を持っており、着付けのプロである人達にも帯汚れの救急措置として使われています。
食パンは焼いたりせずにそのまま染み抜きに使用します。耳の部分を取って白い部分を適当な大きさにちぎり、少し固めに丸めましょう。
丸めた食パンをシミの部分にあて、軽く擦るようにしてシミの成分を吸着させていきます。あまり強く擦ると生地を傷めてしまうので、あくまでも「軽く」がポイントです。
食パンを使うのは少々もったいなく感じますが、残念ながら「何日も経過して食べられなくなった、干からびたパン」となってしまうと、あまり染み抜きの効果を発揮してくれません。
パンのスポンジ部分が乾燥してしまうとシミを取りづらくなってしまうので、できたら新しいパンを使った方が効果的です。
またこの方法はあくまでもウールやポリエステル等の普段使いの素材で出来ている帯に適しています。正絹などの素材は摩擦に弱く、帯を痛める可能性がありますから避けた方が無難です。
東京都 30代後半女性 neko_taさんからの投稿
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